愛知県キャンプ協会|キャンプインストラクター&キャンプディレクター育成・資格認定、学びの場としてのキャンプの普及・提供

愛知県キャンプ協会

ご挨拶

愛知県キャンプ協会会長  武藤 正美

 会員の皆様には、本会の活動に対しましてご理解とご協力をいただきましてお礼申しあげます。

 5月8日より新型コロナウィルス感染症が2類から5類に移行され、社会・経済活動が新たなルールでスタートしましたが、ロシアのウクライナ進行の長期化、原材料・エネルギー価格の高止まりの状況、日常生活に直接影響する消費者物価の高騰など日本経済の先行きは依然不透明感につつまれております。

 野外活動を取り巻く状況につきましては、昨今のキャンプブーム によりキャンプ人口が急増するなか、キャンプにまつわるルール違反、他人への気遣い不足、事故・安全に対する理解不足など、様々なトラブルや迷惑行為が全国各地で社会問題化しております。このような状況に鑑み、公益社団法人日本キャンプ協会では、規制やイメージダウンによりキャンプの広がりが後退することにならないように、 グッドキャンパーの輪を広げていこうという運動(ムーブメント)が開始されました。本協会におきましても、インストラクター養成講習会をはじめ様々な主催事業の中で安心・安全なキャンプの実施を推奨していくためにこの運動をバックアップしていきたいと存じます。

 さて、本年度は、1983(昭和58)年5月に本会が設立され、40年を迎えます。今年はコロナ禍での活動制限から解放され、事業計画どおりにキャンプに関する講習会・研修会の開催できることを想定し、2014(平成26)年5月に実施した30周年からのその後10年の集大成として本年度までに実施した講習会・研究会までを40周年に記念誌に留めていきたいと存じます。一方、コロナ禍から徐々に以前の諸活動に戻る傾向にあるとはいえ、会員数の減少に歯止めをかけることは極めて難しく、会員数300名体制を維持することができなくなってまいりました。今後は、昨年度策定した「中期事業計画」を実質化し、会員から支持される魅力ある組織づくりに取組んで参りますので、引き続き本会へのご理解とご協力をお願い申しあげます。