紅葉を見に行こうよう
理事 中野匡隆/2018年12月更新
先日、妻が紅葉を見に行きたいと騒ぐので、色々調べて見たのだが、この季節の名所は、どこもかしこも大賑わい。今回は静かに自然の中をブラリとしたい気分だったので、近場で、静かで、紅葉がありそうなところを考えていると、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)を思い出した。何度か行ったことのある大きな公園だ。
青少年公園と呼ばれたころは、部活のトレーニングで来て、自然を見ることなどなかった。万博の頃も来たが、やはり自然には目がいかなかった。今春は、妻に手を引かれ、開催されていたうまいもん祭りに来た。花より団子とは、よく言ったものだ。
さっそく、妻と足を運んでみると、今まで意識しなかった木々が、喜々として出迎えてくれた。近年、コミュニケーション力の重要性が叫ばれているが、自然が相手でも同じであるということを改めて感じた。自然も24時間365日、顔色が変わる。こちらが意識しなければ、気づくことができない。こちらが見方を変えれば、見方が変わる。
私の稚拙な言葉では、伝わらないだろうから、写真でお裾分け。でも、やっぱり写真じゃなくて、簡単な近場でいいから、自分の足で、目で、五感で、その瞬間を楽しむためにアウトドアに飛び出してほしいと思う今日この頃です。
(2018.11.24 愛地球博記念公園)
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